ハロー\(^o^)/
NATSUMIさん著の大正浪漫を読破しました。
いやー面白かったです。携帯小説なるものは初めて読んだ気がしますが、すぐ読めました。読むのが遅い私でも3時間はかからなかったです。
ネタバレ有りですので、読みたいけど読んでいない方は下記は読まないでください。
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【概要】
令和時代の時翔(ときと)の机に、ある日100年前(大正時代)の千代子から手紙が届く。
やがて、2人は文通仲間になり、互いを深く知る事でお互いに惹かれ合う。
しかしながら、ある日のニュースで次の日が、未曾有の大災害である関東大震災から100年経った事を知った時翔は、千代子に知らせようとするが、果たして手紙は届くのか?
といった感じです。
1章は時翔くんの令和時代(2023年)
2章は千代子さんの大正時代
3章は、美月ちゃんとナツキちゃんの令和時代
の3章構成です。3章が誰やねん?という構成なんですが、この2人はこの2人で最後重要な役割(対比?)を持っているので、良いです。
大正時代の女子から見た令和時代で、
・家事が大変
・未来の時短家電に憧れる
とかは普段考えないですね。
妻も、〇〇年前なら、子供の食事作れとか布おむつを洗うとか分かるけど、今は女性も働く時代だし、男性だけ飲み会に行くのはおかしいやろと言うくらいで、私は今の時代の方がスッキリします。
逃げるは恥だが役に立つというドラマで、
みくりさんに平匡さんが、『子供が産まれたらサポートします』という言葉に、『サポートって何?あなたも親なんだよ』と言っていた言葉がありましたが、女性だからとか男性だからという価値観は無くしていくべきなのだなと思ったものです。私もサポートすると言ってた気が・・・ごめんなさい🙏
時翔くんはスマホを使ってみてほしいと伝えてましたが、スマホって本当に便利ですよね。
昔は田舎に娯楽が無かったので、都会に憧れるというのは分かりますが、今やサブスク(アマプラ、ネットフリックス、fulu、DAZN・・・)とYouTubeあれば、スマホとWi-Fiで十分楽しめますし、VRやAR、Google Mapとか使えば、行った事ないところもある程度はリアリティ感じながら見ることができて良いですよね。
令和時代はそういう時代ですが、
下記の点は普遍的というか、時代を超えても悩む問題だなと思いました。
・手紙で想いをどのように伝えるか?
・身近な人の死は悲しい
・社会で生きていく上では、他人と合わせていることは多いもののありのままの自分を見てほしい
私も好きな人に、手紙とかLINEでどのように送ればいいか悩んでいた時期があります。適当に返した時に、それが相手が悩んでいた時と重なると、知らないうちに傷つけていて、かたや、能天気に返信が返ってこないけど何で?なんて思った経験はよく分かります。
この本を読んだ後に、Yoasobiさんの大正浪漫を聴くと、3分間でよく情景をまとめたなと思います。本を読む→音楽を聴くは本当にオススメです。
なお、2970円払って、限定版購入しましたが、個人的には1485円払って小説のみ買うことをオススメします。
Blu-ray付きは、YouTuberハラミちゃんとのセッション2曲分(8分)がついてくるのですが、2曲で1485円の価値あるかというと難しいです。私は、TEPPEN見た時からハラミちゃんも好きですが、この内容ならハラミちゃんのYouTubeで十分(無料で)楽しめます。
楽曲は良いですが、小説のみの方が個人的にはオススメでした。
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皆様も是非読んでみてください!
それではまた*\(^o^)/*