ハロー\(^o^)/
今日の記事は真面目なFP試験勉強編です。
金融資産運用分野(通称C分野)の債券利回り計算の楽な解き方を紹介します。
参考書では、
① 直接利回り
② 応募者利回り
③ 最終利回り
④ 所有期間利回り
が書いてあって、それぞれの数式を見ると絶望します。
1章の6つの係数と、3章の債権利回りは学習者泣かせの分野だと思います。暗記してはなりません。
さて、この利回りですが、式暗記は絶対不要。
債券計算については、下記だけ知っておけば十分です。
① 債券(金融資産)の儲けは、
② 債券は最後まで保有したら100円
③ 市場金利が上がると、債権価格は下がる
これだけ知っていたら全て解けます。
利回りは、
(インカムゲイン+キャピタルゲイン)÷(買った価格)×100 (%]
で計算されます。
インカムゲイン→表面利回りを入れます。
です。
なお、最後まで保有したら、売った価格は100円になります。
だから、応募者利回り、最終利回りは、キャピタルゲインを計算する際、
(100円−買った価格)÷(残存年数 or 償還期限)になります。
もう一度書きますが、
1年で何%儲かるのかな?
売り買いの差分で1年あたりどれくらい儲かるのかな?を考えるのが大切です。
96円で買って100円で売る。4年で債権持つなら、
100-96=4円が4年分だから、1年で売り買い分の利回りは1円/年だな。
96円で買ったから、1円÷96円×100%。
これだけです。
なお、市場金利が上がると、
債券よりも銀行に預けた方が利率良さそうだ。債券なんて持っている場合じゃねえ。と考えます。
すると、債券は売れなくなるので、債券価格は下がります(債券価格を下げないと売れない)。
債券価格は下がっても、表面利率は変わらないので、
利回り=表面利率÷債券価格が上がるので、利回りは上がります。
市場金利上がる→債券価格下がる→利回り上がる
となります。
株式も同じですよね。
トヨタ自動車株(あくまで例です)が、
株価1800円で配当金54円なら、
インカムゲインは、54÷1800×100=3%
1年で2000円まで上がると思うなら、
キャピタルゲインは、(2000-1800)÷1800×100=11.1%
1年で1800円から2000円に上がれば、
権利確定日(購入時でいう権利付き最終日)を確実に株持って1年過ごすと、3+11.1%=14.1%だな。
と計算出来るのと一緒です。
*トヨタ自動車株が2000円に上がるかどうかは分かりませんので、これはただの例です。
配当は予想値の52-56円の間を使いました。
投資は自己責任でお願いします。
まあ、そのような感じで数式を覚えずにやるのが大事だと思いました。
もっと分かりやすい参考書が増えると良いですね。
ほんださんというFPチャンネルがオススメです。YouTubeでぜひ見てみてください。
それではまた*\(^o^)/*