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次世代の働き方?ワークマンの成長を学ぶ

ハロー\(^o^)/

 

本日は書評を。

著者: 土屋 哲雄 (株式会社 ワークマン専務取締役)

タイトル: ワークマン式「しない経営」-4000億円の空白市場を切り拓いた秘密

★★★★★★★★☆☆ (8/10点)

 

 

ワークマンといえば、以前テンバガー銘柄にもなりましたね。

2014年の始値が942.5円、

2020年の始値が10100円。

すごいです。

 

ワークマン・・・作業着のイメージが強かった

のですが、最近は

・機能性が良く、

・山ガールとかも使用していて、オシャレ

というような”業態変換を感じるワード”を確認していたので興味はありました。

 

そこで、今回この本を読むことに。

 

【この本を読んでためになった話】

・ 経営者がいう内容がコロコロ変わるのならば、

自分の信じる仮説検証のプロセスを愚直にこなしていった方が

納得できる仕事になる可能性が高いということ

 

・エクセルを学ぶことで、PDCAサイクルを回すのが楽になる可能性があること

 

・今後の世の中は、中央集権的よりも自律型組織形態の方が強そう

と思いました。

 

 

「驚異の脱力系企業」と最後に早稲田大学の入山教授が命名してますが、

言い得て妙だなと納得しました。

 

勝てない土俵にはいかず、得意なことを徹底的に伸ばし、

ストレスがたまる構造を破壊する。

簡単なようでもの凄く難しいことを愚直にやっている印象を受けました。

 

中期経営計画に”エクセル”というマイクロソフトの1ツールを掲げるなんて、

技能のある人がいないのかな?と思ったこともありましたが、

これもいい意味で裏切られました。

 

まずは、研修で簡単なテストを解かせ、

自分はエクセルが得意なのだと”勘違いさせ”、

自主的に勉強した成果を、店長、上司、社長へプレゼン。

それらが認められるとさらに改善して、

一次情報をより集め、他の方と共有したくなる仕組みなんて、

研修教育としても完成されている印象を受けました。

 

たしかに最近、Power BIをはじめ、便利なビジネスツールもありますが、

目的は、数字を何か分析するというより、

目の前に起きている現象に対し、自分なりに仮説を立て検証することが重要。

そうであるならば、エクセルを使用して、

自分の仮説(売上upにつながるような取り組み)を立証する実験、

結果確認、また実験のPDCAサイクルを回したほうが賢いというのはよくわかります。

 

エクセルも、テーブル化とスピル機能がついてからは、

非常に発展性がありますし、

パワークエリとパワーピボットを使っていると、

BI(Business Intelligence)ツール並みのダッシュボードが自分で作れますから、

侮ってはいけないなと反省させられました。

 

考え方がWeb3みたいですよね。

ブロックチェーン技術や仮想通貨が出てこないため、

”Web3”と書くと間違いにも思えますが。。。

 

言うは易く行うは難しを実行し続けるワークマンを今後応援したくなりました。

 

機能性良い服多いですし、たしかに店内で値段のタグを見たことないくらいリーズナブルですよね。

釣りとか海とかに使えるグッズも出てくるといいですね。

 

それではまた\(^o^)/