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そりゃ理解できないでしょー話を聞かない男、地図が読めない女

ハロー\(^o^)/

 

本日は書評です。

タイトル: 話を聞かない男、地図が読めない女

作者: アラン・ピーズ、バーバラ・ピーズ

採点: ★★★★★★★☆☆☆(7/10)

 

 

言わずと知れた名著ですが、今回初めて読みました。

いやー面白かったです。

学べる内容は10/10で満点です。

 

ただ、6章以降から?前の内容が繰り返し出てくる感じを受け、冗長。

男はセックスばかり。。。のような表現が毎ページ出てくるような印象を受ける点がマイナスポイント。

著者がオーストラリア人で、データが日本人には一部合致していないので、

そこも少し引いて、7/10点にしました。

 

最後の章で出てくるのですが、

男性と女性をバイアスなしに育てても、同じような結果になるというのが目から鱗で、

男性 → 狩猟

女性 → 採集の特質が今でもなお残っていて、

それが現代ではどのように発現するか?という視点が大変面白かったです。

 

だからこそ、今から何か変えようと思っても、簡単には変わらないし、

受け入れた上でどのように生きていくかを考えるきっかけになりました。

100万年後は変わるかもしれませんけどね。。。

 

 

近年、多様性を受け容れる社会になってきつつあります。

現代の学生はLGBTQなど多様な性の問題、

世界の人権や文化を受容する教育を受けている気がします。

 

「泣くなよ、女々しいな」とか

「男がピンク色の服着てるよ」とか言われるのも私の世代までなのでしょう。

* 肌色は無くなり、うすだいだいってすごいです。

 

会社でも、10年前は

「最近の若い子ってさ、お酒飲まず、お酌もできず、ウーロン茶とか飲むんでしょ?」

みたいな感じでしたけど、最近は

「飲み会は強制すべきじゃないしさ、飲酒運転とか絶対だめだから、

ハンドルキーパーしてくれるなら来てくれるだけ感謝だよね」

という表現に変わっているのが良いと思ってます。

 

同様にデジタル技術に精通した人がどんどん入ってくるので、働き方も変わります。

1次情報をしっかりと押さえ、そのデータを活用した提案(データドリブン型)、

プレゼンも視覚的にわかりやすい内容で話す若手が増えていくのは頼もしい限りです。

 

そうなると、

「〇〇であるべきだ!」という姿勢よりも

「〇〇の良さがまだ理解できていない。教えてくれ」と謙虚に学ぶ姿勢でないといけないなぁと思いますね。

 

と、、、仕事もそうですけど、妻、女性に対しても見方を変えないといけません。

よく話を聞くときに、

「△△した方がいいんじゃない?」と提案してしまうのですが、

女性はその返答を求めていないことが多いですよね。

 

それよりも

「そうだね。あなたが正しいよ」と相槌打ちながら共感する。

この方がよほど重要。。。出来ないですけど。

 

でも、この本を全部遂行すると、

人間という種族が一夫一妻制で生きるって結構大変だな、

芸能人含め不倫とか、略奪愛とかあるけど、あれは脳的には仕方ないのかな?

など言い訳したくなる箇所もしばしば。。。

 

脳を理解した上で、受容するところは受容した方が良いですが、

あまり言い訳の材料に使わないよう気を付けないとな

というのが読後感でした。

 

また来年読みたいです。きっと受ける感覚が違う気がします。

 

それではまた\(^o^)/