お題「これまで生きてきて「死ぬかと思った」瞬間はありますか?身体的なものでも精神的なものでも」
ハロー\(^o^)/
人生で2回死ぬかと思ったことがあります。
1回目は高2の時に道路横断中に、猛スピードで車が走っていたのに気がついた時には、ぶつかりそうだったのですが、父が大声で叫んで、それに驚いた一瞬で間一髪大丈夫だった事。
2回目は大学4年生の卒論発表前のことです。
実験系の希望とする研究室に配属され、10時頃研究室に行き、朝2時まで実験することが多かったです。土日もたまに行きましたし、朝5時に研究室行って電子顕微鏡で写真撮りながら、月例報告資料作ることも。
ただ、成果らしい成果が全く出ませんでした。
卒論発表前に准教授から一言。
お前さー、研究者の端くれなんだから、まさか成果無しで卒業とか言うんじゃねえよな?
もっと本気でやれよ。
今まで本気でやっていたのに、まだ頑張りが足らないんだと自分に言い聞かせさらに頑張りました。でも結果が出ない。
こんなんで良いと思ってるのか?
もう時間ないんだぞ。
しっかりしろよ。
と叱責され、何かがプツリと切れました。
2月。
涙が止まらず、1番最初に思い浮かんだのは両親でした。
学費を出してくれ、仕送りしてくれているのにこの始末。
真面目に研究と向き合いました。でも向いていないんだもん。どうしようもない。
涙が溢れ、嗚咽が止まらず、外に出ました。
外気温は5℃。
飛び降りることが出来たらどれだけ楽だろう。と絶望感感じて泣き続けたら、気が付いたら眠ってました。
起きたら手足の間隔が無く、外気温は0℃。
死を覚悟しました。
その後は、16時に起きて朝9時まで研究する昼夜逆転スケジュール。みんな声をかけることが出来なくなりました。
卒論発表は何とか済ませ、遂に体調を崩しました。
ずっと寝不足なものの、夜中は目が冴えると悪いことばかり思い浮かびました。
毎日今日は休みます。
今日も休みます。
と書いたら、鬱病と思われ何も返信が無くなりました。
もうダメだ、ああ死にたい。
と思ったある日、文系の親友から連絡が来ました。
元気かー?部活のみんなとも会ってないんだろ?たまには食事しようぜ。
断りの連絡を入れると、
俺の卒論祝いしてよ。もうなかなか会えないんだからさ。と。
久しぶりに髭を剃り、外気を吸い込み、
友達と待ち合わせの場所行くとパチンコ屋に連れて行かれました。
パチンコしないだろ?1万円あげるから隣りで俺の見ていてよと隣りの台に座り、もらった1万円を入れるとすぐに無くなりました。
しかし、友人は台をしっかり選定していたからか、バジリスクの演出始まり、たくさん玉を得ていました。
店から出ると、この軍資金で寿司食おうぜ!
と寿司屋に。
そこで友人おすすめの寿司セットを食べました。
これが本当に美味しかった。
美味しすぎて、友人の優しさが身にしみて、涙が止まらなくなりました。
すると、
そんなに辛いことあったのか。俺には分からないけど、穴子の一本握り食え!
とさらに注文してくれました。
それからは、話を聞いてもらい、
お前がダメなら俺もダメだと思う。みんなダメだと思って気楽にやろうぜ!
と言われ、非常に心が軽くなり、復活しました。
その後も夜遅くに寝ると考え込みすぎるので、朝6時に起きて、夜9時に寝るようにしたら日に日に改善。
結局卒論は中途半端なものを提出して卒業(大学院卒業する際に卒論を全て書き直しました笑)。
本当にその時の友人に救われて今でも感謝してます。
こう言う経験があると企業で理不尽なことあると辛くない?と質問されてもあの頃よりは遥かにマシなので、イージーモードと回答できるようになりました。
今でも心が疲れている時は、夜早く寝るようにしてます。1人で旅に出る時もあります。
そうして、ストレスとの向き合いを覚えたからこそ、今はとても楽に生きられるようになりました。
今辛い人。
是非早く寝てみてください。
寝られない人。
私は10kmジョギングしたり評論家の本を読み続けました。
テレビ、携帯は逆効果です。見ちゃダメですよ。
精神的に参った事ない人は良いのですが、
心を病んだ人はまず初めに早く寝てみてほしいです。心が荒むと自分より不運な人を探すようにもなった経験があり、早く改善してほしいなと切に願います。
余談。
その寿司屋を、旅行するたび、毎回訪れるのですが、その時の感動はありません笑
親友にその時心救われてさと言っても、そうだっけ?覚えてねーわと言われました笑
でも、あの時確かに、親友に救われました。
感謝感謝です。
明日も良い日になりますように。
それではまた*\(^o^)/*