ハロー\(^o^)/
藤井聡著の日本滅亡論という本を読みました。
オススメ度:★★★⭐︎⭐︎(3/5)
1つの考え方として面白かったです。
高市早苗さんのサナエノミクスという言葉は好きでないですが、個人的にプライマリーバランス黒字化の凍結を目標とし、政府の財政出動により(緊縮財政→積極財政)、国を良くしたいという考え方は好きです。
国民民主党の玉木代表も積極財政に賛成だったと思いますが、需要喚起のために、国が国債発行してでも、対応していく未来に期待したいです。
会社でも、お金を借りずに、売り上げた中の利益から選択的に投資して上手くいけば良いのですが、
昨今、選択と集中は言うは易く行うは難しの部類だと思います。
時の流れの早さと、AI含め周囲を取り巻く技術の進化スピードの早さがミスマッチすると、今良いと思うことが数年後には大きな誤りであったということは大いにあり得ます。
逆に今は良くなくても、将来良くなる可能性があるものもあります。
例として間違っているかもしれませんが、
例えば太陽光発電。
私が計算するに、太平洋側でもペイするか分からんなと思ってましたが、
電気代が数年前の2倍になるのであれば、
日照量が急激には変わらないでしょうから良い可能性があります。
ある設備の断熱材を厚くすると、
厚い断熱材にした分の投資額に見合わないと今は思っても、将来電気代が上がり、カーボンニュートラルなどと、電気使用増=悪のような構図が出来るならば、今見合わなくても将来のために検討する価値はあります。
しかし、人や設備、そしてアイデア(M&Aなど?)に投資するにはお金が必要です。
国が将来の為に借金を減らしておこうというのは綺麗事としては正しいですが、現在のように他国と比べて、競争力が落ちてくると、優秀な人材は海外に逃げ、社会システムが成り立たなくなる可能性があります(少子高齢化がさらに進み、社会保障費増)。
まあ、そう言う事考えていると、
ケインズ経済学も良い面あり、
藤井聡さんの考えもごもっともだなと思いました。
私は思想家では無いので、
上記のような点には賛同してますが、反対意見も今後学んでいきたいなと思います。
ただ、マスメディアは緊縮財政容認派が多い気がして、それはそれで偏っている気がするのも事実。最近はNHKすら見なくなりました。
どちらの考えも出るようなメディア(そうなると自分で選択するしかない)が台頭すると嬉しいですね。Abemaとかなのかな。。。
それではまた*\(^o^)/*